用語集

アンカリング

読み方
あんかりんぐ

アンカリング(Anchoring)とは、英語の動詞「Anchor(錨を下ろす・固定する)」の動名詞形で、建築・土木・産業安全分野では「アンカーを設置する施工作業」または「定着・固定する技術」の総称として使われる業界用語である。アンカリングの主要場面は、(1)建築物の構造アンカーボルト打設、(2)あと施工アンカーの設置、(3)ロープアクセス支点(アンカーポイント)の設置、(4)地盤改良のグラウンドアンカー打設、(5)船舶・浮体構造物のアンカリング、(6)登山・産業安全のロープアンカリング、など多岐にわたる。各場面で求められる施工品質・安全基準・関連法規が異なり、専門技術者による施工が原則となる。建築・土木分野でのアンカリング技術は、(A)穿孔(ハンマードリル・コアドリル・ダイヤモンドコアドリル)、(B)孔内清掃(ブラシ+ブロワ)、(C)アンカー挿入(メカニカルまたはケミカル)、(D)固定(締付トルク管理または硬化養生)、(E)品質確認(引抜試験)、の各工程で精密な管理が要求される。日本建築あと施工アンカー協会(JCAA)が施工士資格制度を運営し、第1種・第2種の認定資格者によるアンカリングが公共工事等で標準化されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における、(A)外壁補強のアンカリング、(B)看板・避雷設備の取替アンカリング、(C)ロープアクセス支点のアンカリング、(D)空調機・室外機の架台アンカリング、(E)配管支持のアンカリング、などで頻繁に施工される。明誠はロープアクセス工法のフランチャイズ本部として、加盟店向けのアンカリング技術マニュアル整備と教育を行い、業界の安全基準向上に貢献している。

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