用語集
アンチ
読み方
あんち
アンチ(あんち)とは、枠組足場で使用される鋼製布板(足場板)の通称で、建枠(鋼製の縦枠)の間に水平に架け渡して足場の歩行面・作業床を形成する部材である。「アンチ」の語源は、英語の「antiskid(滑り止め)」または「antibend(曲がり防止)」など諸説あるが、足場業界では鋼製布板そのものを指す業界用語として定着している。標準的なアンチの仕様は、長さ1800mm(または1500mm・1200mm)、幅240mm、厚さ50mm程度の鋼製パンチング板で、両端には建枠の横材に引っ掛けるためのフック金具が溶接されており、施工時はワンタッチで架設できる。表面はパンチング加工(多数の小穴)により、(1)滑り止め効果、(2)雨水排出による安全性確保、(3)軽量化、(4)下方の作業者への落下物視認性、を実現している。アンチの主要性能基準は、(A)厚生労働省「足場の安全基準」適合、(B)労働安全衛生規則第563条の作業床要件(幅40cm以上、隙間3cm以下)対応、(C)荷重耐性(積載荷重250kg/m²以上)、(D)防錆性能(メッキ加工)、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における足場仮設工事で、外壁塗装・防水・タイル工事の作業床として標準的に使用される。明誠は3工法から建物特性に最適な工法を選定し、足場工法・ロープアクセス工法・ハイブリッド工法のメリット・デメリットを定量比較した提案で、最適なコスト・工期・品質バランスを実現する。

