用語集

EN 12492

読み方
いーえぬいちにいよんきゅうに

EN12492(いーえぬいちにいよんきゅうに)とは、欧州標準化委員会(CEN)が制定した登山用ヘルメット(Climbing Helmet)の欧州規格で、ロープアクセス工法・登山・洞窟探検・救助活動などで使用されるヘルメットの安全性能基準を定める国際的に重要な保護具規格である。本規格に求められる主要試験項目は、(1)衝撃吸収性(垂直衝撃:5kgの重錘を2m高から落下、最大伝達力10kN以下)、(2)耐貫通性(先端のとがった3kgの鋼鉄重錘を1m高から落下、貫通しない)、(3)あごひも強度(25kg荷重で破断しない)、(4)あごひも保持力(落下中にヘルメットが外れない)、(5)視野(前方85°、上方50°、下方45°、左右105°以上)、(6)通気性、(7)耐温度性、などである。EN12492認証ヘルメットは、(A)通常の建設用ヘルメット(EN397)と比較して横方向・前方からの衝撃にも対応、(B)上向き作業(懸垂作業)での首への負担を軽減する軽量設計、(C)あごひもの強い保持力で逆さま体勢でも外れない、(D)通気孔による快適性、などの特徴を持ち、ロープアクセス作業に最適化されている。代表的なEN12492対応製品は、(i)PETZL VERTEX(フランス・ペツル社、ロープアクセスの世界標準)、(ii)PETZL STRATO(軽量モデル)、(iii)PETZL METEOR(登山用ハイブリッド)、(iv)KASK SUPERPLASMA(イタリア・カスク社)、(v)BLACK DIAMOND VECTOR、(vi)EDELRID ULTRALIGHT、などである。日本では、(イ)建築外装作業のロープアクセス、(ロ)橋梁・タンク・煙突の保守作業、(ハ)洞窟救助・山岳救助、などで使用される。明誠はロープアクセス工法のフランチャイズ加盟店全てにEN12492適合ヘルメットの装着を徹底し、作業者の安全確保を最優先に施工体制を構築している。

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