用語集

EN 1496

読み方
いーえぬせんよんひゃくきゅうじゅうろく

EN1496(いーえぬせんよんひゃくきゅうじゅうろく)とは、欧州標準化委員会(CEN)が制定した救助用昇降装置(Rescue Lifting Devices)の欧州規格で、墜落事故・緊急事態時に被災者を安全に救助・昇降させるための救助器具の性能基準を定める規格である。EN1496はクラスA・Bに分類され、(1)クラスA:手動操作で被災者を昇降させる基本仕様、(2)クラスB:救助者と被災者の双方が昇降可能な高機能仕様、と用途に応じた認証が行われる。EN1496適合の救助用昇降装置に求められる主要要件は、(A)静的強度(最低15kN以上)、(B)動的試験(150kg荷重の連続昇降に耐える)、(C)逆転防止機構(巻上げ後の自動ロック)、(D)操作性(緊急時の片手操作可能)、(E)耐摩耗性・耐久性、(F)保管中の長期信頼性、などである。代表的な対応製品は、(i)PETZL JAG TRAXION(プーリーシステム)、(ii)SKYLOTEC SET MILAN POWER 2.0(電動アシスト型)、(iii)DEUS RESCUE、(iv)CMC SKED RESCUE SYSTEM、などで、(イ)高層建築・橋梁の作業者救助、(ロ)煙突・タワーの緊急避難、(ハ)洞窟・地下空間からの救助、(ニ)洋上プラットフォーム・船舶からの救助、(ホ)登山・スポーツの遭難救助、などで使用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における高所・狭隘部のロープアクセス作業では、(i)レスキュープラン(救助計画)の事前策定、(ii)救助用昇降装置の現場配置、(iii)レスキュー訓練済み作業者の現場常駐、などが安全管理上の重要事項として位置付けられる。明誠はロープアクセス工法のフランチャイズ加盟店全てに国際基準準拠のレスキュー体制構築を徹底している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!