用語集
E管金属電線管
E管(いーかん、薄鋼電線管、Steel Conduit Type E)とは、電気配線を内蔵保護する金属電線管の一種で、JIS C 8305「鋼製電線管」に規定される薄鋼電線管の規格名(E規格)から命名された建築電気工事の標準配線材料である。電線管の種類は、(1)金属管(鋼製・アルミ製):G管(厚鋼電線管)、E管(薄鋼電線管)、C管(ねじなし電線管)、(2)合成樹脂管:VE管(硬質塩ビ電線管)、PF管(合成樹脂可とう電線管)、CD管(合成樹脂製可とう電線管)、(3)金属可とう管:MF管(プリカチューブ)、(4)特殊用途管、と多様で、敷設場所・施工性・耐久性に応じて使い分ける。E管の特徴は、(A)肉厚が薄い(外径16mm品で肉厚1.6mm)、(B)軽量で施工性に優れる、(C)ねじ切り加工で接続、(D)屋内乾燥場所での標準使用、(E)コストパフォーマンスに優れる、などである。一方、(i)肉厚が薄いため機械的強度はG管より劣る、(ii)湿気・水気のある場所には不向き、(iii)外圧・衝撃が大きい場所には適さない、などの注意点がある。E管のサイズは、19・25・31・39・51・63・75・101mmなど呼び径で表示され、内部に通す電線本数に応じてサイズ選定する。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における電気設備改修工事で、(イ)共用部廊下天井裏の配線リニューアル、(ロ)パイプシャフト内の配線更新、(ハ)EPS(電気パイプシャフト)の電線管交換、(ニ)新規追加配線(LED照明・コンセント増設)、などで標準的に使用される。明誠はフランチャイズ加盟の電気工事会社と連携し、外装工事と並行した電気設備更新の総合提案で建物の機能性向上を実現する。

