用語集

ECP

読み方
いーしーぴー

ECP(いーしーぴー、Extruded Cement Panel、押出成形セメント板)とは、セメント・けい酸質原料・補強繊維などを混合・押出成形・養生して製造される中空構造の建築用セメントパネルで、ビル・倉庫・工場・商業施設の外壁材として広く採用される主要建材である。日本国内では、ノザワ(旧野澤石綿)の「アスロック」、ノザワ・パネル工業の「メース」、エーアンドエーマテリアル(旧浅野スレート)の「アスベスト」、などが代表的なECP商品ブランドである。ECPの主要特徴は、(1)中空構造(リブ形状)による軽量化(重量当たり強度比が高い)、(2)耐火性能(不燃材料、耐火構造)、(3)耐久性(凍結融解抵抗、耐衝撃性)、(4)耐候性(紫外線・酸性雨耐性)、(5)施工性(標準サイズ規格化、軽量で取付容易)、(6)多様な意匠(フラット・タイル調・凹凸・タイル張替対応)、などである。標準的な仕様は、(A)厚さ60〜80mm、(B)幅600mm、(C)長さ最大4,500mm、(D)重量1m²当たり約40〜60kg、(E)耐火認定:1〜2時間耐火、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における外壁改修工事で、(i)築年数の経過したECP外壁の塗替え・補修、(ii)目地シーリングの打替え、(iii)部分的なパネル交換、(iv)取付金物の点検・補修、などが標準的な改修工程となる。ECPは経年でセメント由来の白華(エフロレッセンス)・チョーキング(白亜化)・微細クラックなどが発生するため、適切な下地処理と高耐久塗装による定期的な改修が必要である。明誠はフランチャイズ加盟の塗装専門会社と連携し、3工法(足場・ロープアクセス・ハイブリッド)から建物特性に最適な工法を提案し、コストパフォーマンスに優れた高品質改修を実現する。

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