用語集

EPS

読み方
いーぴーえす

EPS(いーぴーえす、Electric Pipe Shaft、電気配線用パイプシャフト)とは、マンション・ビル・ホテルの建物内で電気配線・通信配線を集約して通すための縦方向専用の配線スペース(縦シャフト)のことで、建物の電気設備計画における中核的な配線経路である。EPSは、(1)各階の電気設備(分電盤、メーター、通信機器)を接続する縦配線経路、(2)幹線(電力会社からの引込線)、(3)専有部各戸への分岐配線、(4)共用部照明・設備への配線、(5)通信回線(電話・インターネット・テレビアンテナ)、(6)防災設備配線(火災報知器、非常用照明)、などの配線を集約する。建物の主要シャフトは、(A)EPS(電気配線用シャフト)、(B)DS(Duct Space、空調ダクト用シャフト)、(C)PS(Pipe Space、給排水管用シャフト)、(D)EVシャフト(エレベーター昇降路)、と分類され、それぞれの設備系統別に縦配管・配線経路が確保される。EPSの設計上の重要事項は、(i)将来的な配線増設・更新スペースの確保、(ii)防火区画(建築基準法)への対応、(iii)保守点検のためのアクセス性確保、(iv)電気・通信機器の発熱対策(換気)、(v)漏水・浸水対策(DS・PSとの距離・防水)、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における電気設備改修では、(イ)EPS内の幹線(共用部メイン配線)の更新、(ロ)分電盤・メーターの交換、(ハ)通信回線のリニューアル(光ファイバー化など)、(ニ)防災設備の更新、(ホ)EV用充電設備の追加、(ヘ)太陽光発電の追加配線、などが提案される。明誠はフランチャイズ加盟の電気工事会社と連携し、外装修繕と並行した電気設備改修の総合提案を実現する。

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