用語集

EB工法

読み方
いーびーこうほう

EB工法(いーびーこうほう、Externally Bonded Method、外貼り補強工法)とは、既存のコンクリート構造物(鉄筋コンクリート造RC・鉄骨鉄筋コンクリート造SRC)の表面に、鋼板・炭素繊維シート(CFRP)・アラミド繊維シート(AFRP)などの補強材を接着剤で外側から貼付して構造性能を向上させる補強工法の総称で、現代のRC造耐震補強・劣化補修における代表的な工法である。EB工法の主要分類は、(1)鋼板接着工法(鋼板を構造接着剤で貼付)、(2)炭素繊維シート接着工法(CFRPシートをエポキシ樹脂で貼付)、(3)アラミド繊維シート接着工法(AFRPシート)、(4)ガラス繊維シート接着工法(GFRP)、(5)ステンレスメッシュ接着工法、などがある。CFRPシート接着工法の特徴は、(A)軽量(鋼板の約1/5)、(B)高強度(鋼板の約7倍の引張強度)、(C)耐食性・耐久性に優れる、(D)施工性が良好(柔軟で複雑形状にも追従)、(E)建物重量増加が少ない(地震時負担増加なし)、(F)施工中の建物使用が可能(騒音・振動少)、などである。主要用途は、(i)橋梁・橋脚の耐震補強、(ii)トンネル内部の補強、(iii)建築構造物の梁・柱・スラブの曲げ補強・せん断補強、(iv)開口部周辺の補強、(v)下水道管・上水道管の内面補強、(vi)煙突・サイロの補強、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における耐震補強では、(A)旧耐震基準(1981年以前)の建物の耐震診断・補強、(B)長期使用に伴う劣化部の補強、(C)バルコニー先端などのスラブ補強、(D)開口部周辺の補強、などでEB工法(特にCFRPシート接着)が標準的に採用される。明誠はフランチャイズ加盟の補強工事専門会社と連携し、耐震診断から補強設計・施工までを総合的に提案できる体制を整備している。

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