用語集
EP460
EP460(いーぴーよんろくぜろ)とは、セメダイン株式会社が製造・販売するエポキシ樹脂系の中粘度型構造接着剤で、特にアンカーボルト・全ねじの定着用(あと施工アンカー工事)として標準的に使用されるエポキシ樹脂注入材である。あと施工アンカー工事は、(1)既存コンクリートに穴をあけ、(2)穴内を清掃・乾燥、(3)エポキシ樹脂注入材を充填、(4)アンカーボルト・全ねじを挿入、(5)樹脂硬化後にアンカーとして使用、というプロセスで実施され、構造的に確実な金物固定を実現する重要工事である。EP460の主要性能は、(A)中粘度(垂直穴・水平穴の両方に対応、ペースト状で垂れない)、(B)2液混合反応硬化型で強靭な塗膜形成、(C)コンクリート・モルタルへの高い付着性、(D)アンカーボルト・全ねじとの強固な接着、(E)耐振動性・耐疲労性、(F)耐熱性80℃、(G)耐薬品性、などである。標準仕様は、(i)混合比:主剤:硬化剤 ≒ 2:1(メーカー指定)、(ii)可使時間:60分(室温20℃)、(iii)硬化時間:24時間で実用強度、(iv)色:灰色〜黒色、(v)引張接着強度:10N/mm²以上、(vi)せん断強度:12N/mm²以上、などである。主要用途は、(A)設備機械の固定アンカー、(B)手すり・笠木のアンカー固定、(C)看板・案内板の取付金物固定、(D)外装材のあと施工アンカー、(E)耐震補強の金物固定、(F)配管支持金物の固定、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における、(i)外壁修繕に伴う既存金物の補強・交換、(ii)設備配管支持金物の更新、(iii)バルコニー手すりの取替、(iv)看板・案内板の取替、(v)新規設備(エアコン室外機・太陽光パネル架台)の固定、などで標準的に使用される。明誠は適切なアンカー材選定と高品質施工で長期耐久性を実現する。

