用語集
EV化粧フィルム貼付
EV化粧フィルム貼付(いーぶいけしょうふぃるむちょうふ)とは、エレベーターのかご内壁面・天井・操作盤・扉などに化粧フィルムを貼付する内装施工方法で、現代のエレベーターリニューアル工法の中で最も人気の高い基本工法の一つである。化粧フィルムは、(1)厚さ150〜200μm程度のPVC(ポリ塩化ビニル)またはPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、(2)特殊粘着剤で内装材表面に貼付、(3)多様な意匠(木目調、石目調、メタリック、無地、グラフィックパターン)、(4)耐傷性・耐汚染性・耐久性、(5)抗菌・抗ウイルス機能オプション、(6)短工期施工(既存内装材撤去不要)、などの特徴を持つ。代表的な商品はサンゲツ「リアテック」シリーズで、業界の標準として広く採用される。EV化粧フィルム貼付の主要メリットは、(A)短工期(エレベーター1基あたり1〜2日で完了)、(B)コスト削減(内装材の交換と比較して大幅に安価)、(C)営業中・運用中の建物でも実施可能(夜間・休日工事)、(D)廃棄物削減(既存内装材を残置)、(E)多様な意匠選択肢、(F)抗菌・抗ウイルス機能付与、(G)既存内装の補強・延命、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるエレベーターリニューアル工事で、(i)築15〜20年経過したエレベーターの内装更新、(ii)テナント入替・住民総会での意匠リニューアル要求、(iii)コロナ後の抗ウイルス対応、(iv)バリアフリー化に伴う意匠変更、(v)建物全体のイメージアップ、などのニーズに応える主要工法として標準採用される。施工フローは、(A)既存内装の清掃・脱脂、(B)フィルムのカット・寸法合わせ、(C)粘着面の貼付(気泡を除去しながら丁寧に施工)、(D)端部・隅部の処理、(E)品質検査、で完了する。明誠はフランチャイズ加盟の内装工事会社と連携し、外装工事と並行した総合リニューアル提案を実現する。

