用語集

EV100

読み方
いーぶいひゃく

EV100(いーぶいひゃく、Electric Vehicle 100)とは、企業が事業用車両を100%電気自動車(EV、Electric Vehicle)または電動車に転換することを目標とする国際的な脱炭素経営イニシアティブで、英国の気候変動グループ「The Climate Group」が主導する企業向け取組である。EV100は、(1)RE100(事業電力100%再エネ化)、(2)EP100(エネルギー生産性100%向上)、と並ぶ「3つのE100イニシアティブ」を形成し、企業の脱炭素経営の3本柱として位置付けられる。EV100の主要要件は、(A)事業用車両を2030年までに100%EV化、(B)従業員・取引先のEV充電インフラ整備、(C)EV化の進捗状況の定期報告、(D)The Climate Groupへの開示、などである。世界の参加企業は2024年時点で約130社、業界別では、(i)小売・物流(IKEA、ユニリーバ、DHL)、(ii)金融・サービス、(iii)IT・テクノロジー、(iv)製造業、(v)建設業、と多様である。日本企業の参加は、アスクル、リコー、NTTグループ、東京海上ホールディングス、パナソニックなどが参加している。建設業界・不動産業界での取組は、(i)営業車・現場車両のEV化、(ii)社員通勤車のEV化支援、(iii)EV充電インフラ整備、(iv)建設機械の電動化、(v)建設現場のCO2排出削減、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における付加提案として、(A)駐車場へのEV充電設備新設、(B)共用部・専有部の電気容量増強、(C)太陽光発電との連携、などの提案も拡大している。明誠はJCSAを通じて建設業界のEV100・脱炭素経営情報を会員に発信している。

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