用語集
EVメーカー
EVメーカー(いーぶいめーかー、Elevator Manufacturer、エレベーターメーカー)とは、エレベーター・エスカレーター・動く歩道などの昇降機器の設計・製造・販売・保守を行う企業の総称で、現代の建築物の縦動線インフラを担う重要な機器メーカー業界である。日本の主要EVメーカーは、(1)三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス、業界トップシェア、約30%)、(2)日立ビルシステム(日立製作所傘下、約25%シェア)、(3)東芝エレベータ(東芝グループ、約15%シェア)、(4)フジテック(独立系、東証プライム上場、約10%シェア)、(5)日本オーチス・エレベータ(米国Otis傘下、世界最古のEVメーカー、約8%シェア)、(6)独立系・新興メーカー、と寡占構造を形成している。世界のEVメーカーは、(A)Otis(米国、世界最大)、(B)KONE(フィンランド)、(C)Schindler(スイス)、(D)TK Elevator(旧ThyssenKrupp Elevator、独)、(E)三菱電機(日本)、(F)日立(日本)、(G)東芝(日本)、(H)フジテック(日本)、と「世界5強+日本3社」体制で、合計世界市場シェア90%超の寡占構造である。EVメーカーの主要事業は、(a)新設エレベーター・エスカレーターの製造・販売、(b)保守メンテナンス、(c)リニューアル工事、(d)部品・コンポーネント供給、(e)IoT・遠隔監視サービス、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるエレベーターリニューアル時には、(A)EVメーカーとの連携(設計・部品供給)、(B)保守業者との調整、(C)施工業者の手配、(D)長期保守契約の見直し、などEVメーカーとの関係構築が重要となる。明誠はJCSAを通じてマンション管理組合・ビルオーナー向けにEV業界情報を発信している。

