用語集
生垣選定樹種
読み方
いけがきせんていじゅしゅ
生垣選定樹種(いけがきせんていじゅしゅ)とは、生垣として植栽する樹木を、設置目的・敷地条件・気候条件・維持管理レベルに応じて選定する作業、およびその対象樹種群を指す造園計画上の重要概念である。樹種選定の主要判断軸は、(1)目的(目隠し中心か景観中心か防火中心か)、(2)日照条件(日向か日陰か)、(3)土壌条件(水はけ・酸性・アルカリ性)、(4)気候帯(寒冷地・温暖地・海岸近接)、(5)必要な高さ・幅、(6)成長速度(早い樹種は剪定頻度が高い)、(7)剪定耐性(強剪定に耐えるか)、(8)落葉の有無(清掃負担)、(9)病害虫リスク、(10)開花・結実の有無(鑑賞性)、などである。代表的選定例は、目隠し優先なら密に分枝するカイヅカイブキ・カナメモチ・サンゴジュ、景観優先ならツバキ・サザンカ・ドウダンツツジ、防火優先ならサンゴジュ・サザンカ・モチノキ、低メンテナンス重視ならイヌツゲ・ヒイラギモクセイ、生物多様性重視ならヒサカキ・ピラカンサ・ナンテン、などである。マンション・ホテル・商業施設の大規模修繕工事に伴う外構リニューアルでは、既設生垣の枯損・倒伏リスク・景観劣化に対し、樹勢診断と樹種変更を含めた更新計画立案が重要となる。明誠はフランチャイズ加盟の造園・外構専門業者と連携し、建物本体の塗装・防水・タイル修繕と並行して外構樹木の刷新も提案でき、収益不動産オーナーの長期的な資産価値維持に総合的に貢献している。

