用語集

維持管理対策等級

読み方
いじかんりたいさくとうきゅう

維持管理対策等級(いじかんりたいさくとうきゅう、Maintenance Management Grade)とは、住宅性能表示制度における10分野の評価項目の一つで、住宅の配管設備(給水・排水)の維持管理・更新のしやすさを段階的に評価する指標である。等級は1〜3の3段階で評価され、(1)等級1:建築基準法レベル(最低基準)、(2)等級2:清掃・点検・補修の容易性確保、(3)等級3:清掃・点検・補修・更新の容易性確保(最高等級)、と段階的に維持管理性が向上する。等級3の要件は、(A)共用排水管がコンクリート躯体内に直接埋設されていない、(B)専用配管がコンクリート躯体貫通部で容易に交換可能、(C)共用立て管を取り外し可能、(D)点検口・スリーブ計画が適切、(E)配管経路図の整備、などである。背景には、(i)住宅性能表示制度(2000年施行)、(ii)長期優良住宅認定制度(2009年施行)、(iii)住宅の長寿命化・更新性向上の社会的要請、などがある。マンションの場合、共用配管の更新性は大規模修繕・配管更新工事の費用と工期を大きく左右し、(α)等級1の物件では躯体はつり・配管入替が必要で工事費が高額・工期長期化、(β)等級3の物件では更新が容易で総コスト・工期を圧縮可能、という違いが生まれる。築年数30〜40年以上のマンションでは給排水管更新が大規模修繕の主要課題となり、明誠はフランチャイズ加盟の設備工事専門業者と連携した配管更新提案を、外装の大規模修繕と一体的に提供できる総合体制を構築している。

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