用語集
石畳
読み方
いしだたみ
石畳(いしだたみ、Stone Pavement)とは、自然石または加工石を地面に並べて舗装した伝統的な舗装形態で、古代から現代まで世界各地で用いられてきた歴史ある舗装技術である。日本では平安京・鎌倉・京都・奈良などの寺社参道、城下町の街路、明治期の外国人居留地、近代では京都・神戸・横浜などの観光地・商業地などで石畳舗装が見られる。石畳の主要分類は、(1)大判石(30cm以上の大型加工石、欧米都市部・寺社参道)、(2)小判石(10〜30cm程度、ヨーロッパ都市部・日本観光地)、(3)ピンコロ石(5〜10cm角の小型立方体石、欧州風意匠)、(4)自然石乱張り(不定形の自然石を組み合わせる)、(5)和風敷石(飛石・延べ段)、(6)洋風モザイク敷石、などである。素材は御影石・安山岩・玄武岩・砂岩・大理石などが用いられ、地域の産出石材を使うことで地域性ある景観を形成する。施工方法は、(A)モルタル下地・モルタル目地(剛性高・耐久性高)、(B)砂下地・砂目地(透水性高・補修容易・北欧式)、(C)コンクリート下地・砂目地(中間性能)、などがある。マンション・ホテル・商業施設の大規模修繕に伴う外構リニューアルやエントランス改修では、(i)既設石畳の浮き・割れ・段差補修、(ii)バリアフリー対応(目地段差解消)、(iii)滑り抵抗確保(ジェット仕上・ノンスリップ加工)、(iv)景観向上のための石材種類変更、などのニーズが多い。明誠はフランチャイズ加盟の石工事・外構業者と連携し、建物本体修繕と並行した外構石材リニューアル提案を実現する。

