用語集
移住・二拠点居住
読み方
いじゅうにきょてんきょじゅう
移住・二拠点居住(いじゅう・にきょてんきょじゅう、Migration and Dual-Base Living)とは、都市部と地方を行き来して暮らす新しいライフスタイルの総称で、コロナ禍以降のテレワーク普及により急速に注目を集める社会潮流である。主要パターンは、(1)完全移住(都市から地方への完全移住)、(2)二拠点居住(都市と地方に住居を持ち平日・週末等で行き来)、(3)多拠点居住(3拠点以上をローテーション)、(4)アドレスホッパー(拠点を持たず転々と移動)、(5)ワーケーション(一時的滞在型)、などである。国・自治体の支援策は、(A)地方創生交付金、(B)UIJターン就職支援、(C)空き家バンク、(D)移住支援金(最大100万円規模)、(E)テレワーク環境整備補助、(F)二拠点居住支援、などで、特に2021年の「デジタル田園都市国家構想」以降、政府主導の取り組みが拡大している。市場規模は、内閣府・国土交通省の調査では、二拠点居住の希望者は20〜40代の都市住民の約30〜40%、実践者は約2〜3%とされ、潜在市場は大きい。不動産市場への影響は、(i)地方の中古別荘・空き家需要拡大、(ii)地方リゾート地のセカンドハウス購入増、(iii)都市部マンションのコンパクト化志向、(iv)住宅サブスクリプションサービスの普及、などである。マンション・ホテル・別荘等の不動産オーナーは、二拠点居住層を新たな賃貸需要・購入需要として捉え、施設の魅力向上のための大規模修繕・リノベーション投資が重要となる。明誠は3工法を活用したコスト・工期最適化で、こうした不動産価値向上ニーズに応える総合提案を実現する。

