用語集

石綿含有建材調査者

読み方
いしわたがんゆうけんざいちょうさしゃ

石綿含有建材調査者(いしわたがんゆうけんざいちょうさしゃ、Asbestos Containing Building Material Investigator)とは、2020年(令和2年)の大気汚染防止法・石綿障害予防規則改正により創設された国家資格で、解体・改修工事前の事前調査において石綿含有建材の有無を判定する専門家を養成する制度である。資格区分は、(1)一般建築物石綿含有建材調査者(一般の建築物全般、約5日間の講習)、(2)特定建築物石綿含有建材調査者(戸建住宅・小規模建築物以外の特定建築物、約6日間の講習)、(3)一戸建て等石綿含有建材調査者(戸建住宅・共同住宅専用部分のみ、約2日間の講習)、の3種類があり、規模・用途に応じて必要な資格レベルが法定されている。資格取得には、(A)所定の講習修了、(B)筆記試験合格、(C)実地研修(特定資格の場合)、(D)登録制度への登録、が必要で、登録機関は国土交通省所管。2023年10月1日以降、原則として石綿含有建材調査者による事前調査が義務化され、報告書は労働基準監督署と都道府県知事への報告(一定規模以上の工事)が必要となった。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における事前調査では、(i)目視調査、(ii)設計図書調査、(iii)試料採取と分析(X線回折分析・位相差顕微鏡法等)、(iv)調査結果報告書作成、(v)必要に応じた除去・封じ込め計画立案、などの一連業務を有資格者が実施する。明誠は法令遵守の徹底と協力会社の有資格者ネットワーク活用により、コンプライアンスを確保した大規模修繕施工を実現している。

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