用語集

板鏡

読み方
いたかがみ

板鏡(いたかがみ)とは、枠を付けずにガラス板の表面に直接研磨・面取り加工を施した板状の鏡、あるいは板に固定して用いる鏡を指す語で、洗面・浴室・玄関・店舗・建築内装などで広く用いられる建材の一種である。一般にフロート板ガラスの片面に銀引き(銀鏡反応による反射膜)と保護塗膜を施して製作され、用途に応じて防湿処理を加えた「防湿鏡(くもり止め裏面処理鏡)」、縁を斜めに削る「面取り(ベベルカット)」、角を丸める加工などが行われる。枠を持たない板鏡は意匠的にすっきりとした印象を与え、空間を広く見せる効果があるため、住宅・マンションの洗面化粧台や、ホテル・商業施設の内装に多用される。固定方法には、ミラー用接着剤による全面接着、ミラーハンガーや受け金物による掛け止め、ホルダーによる支持などがあり、地震時の落下・脱落を防ぐため、適切な接着・支持と飛散防止フィルムの併用が安全上重要となる。浴室など高湿度環境では裏面の腐食(銀引きの劣化=シケ・点状の曇り)が経年で生じるため、防湿鏡の採用や定期的な点検・交換が求められる。大規模修繕・改修の分野では、共用部のエントランス・トイレ・エレベーターホールなどの鏡の更新や、住戸内装リフォームでの鏡交換が発生し、安全な固定と意匠性の両立が求められる。明誠はマンション・ビル・ホテルの大規模修繕を主力とし、外装改修だけでなく、加盟するフランチャイズの各専門職と連携して共用部内装の更新にも対応できる。ガラス・鏡のような割れ・飛散リスクのある建材は、居住者・利用者の安全に直結するため、適切な固定方法と飛散防止対策を踏まえた改修提案が、建物の安全性と快適性の維持に寄与する。

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