用語集

板戸

読み方
いたど

板戸(いたど、Wooden Door)とは、木板で構成される建具(扉)の総称で、日本建築の伝統的な開口部建具として古くから用いられてきた基本的な建具タイプである。主要分類は、(1)板戸(一枚板または継ぎ合わせ板の戸)、(2)框戸(かまちど、枠と鏡板の組合せ戸)、(3)框付板戸(横框と板の組合せ)、(4)舞良戸(まいらど、横桟付板戸、書院造の典型)、(5)唐戸(からと、装飾的な大型板戸、寺社建築)、(6)杉戸(すぎど、杉一枚板の戸、武家屋敷)、(7)襖(板裏に和紙張り)、(8)雨戸(外部に設ける防雨戸)、などである。開閉方式は、(A)開き戸(蝶番で吊る)、(B)引き戸(敷居・鴨居の溝で滑らせる)、(C)折戸(中央で折りたたむ)、(D)回転戸(回転軸で開閉)、などがある。素材は杉・檜・欅・松・桐・栂など、用途・予算に応じた木材選定。マンション・ビル・ホテル・旅館の現代建築では、(i)住戸玄関扉(金属製が主流だが意匠で板戸風も)、(ii)客室建具(和風意匠で板戸風)、(iii)パーティション・間仕切(折戸・引戸)、(iv)収納扉(クローゼット・押入)、(v)和室建具(襖・障子)、などで多様に展開される。大規模修繕やリニューアル工事における建具更新では、既存建具の調査(種別・寸法・建付け・劣化状況)と新規建具の選定(意匠・性能・コスト)が重要となる。明誠はフランチャイズ加盟の建具・大工専門業者と連携した総合提案で、外装・内装の一体的リニューアルを実現する。

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