用語集
一団地認定
読み方
いちだんちにんてい
一団地認定(いちだんちにんてい、Unified Site Approval)とは、建築基準法第86条に基づく特例制度で、複数の建築物が立地する一団の敷地について、敷地全体を「一の敷地」とみなして建築基準法上の規定を適用する制度である。本来、建築基準法は敷地ごとに個別の規制(建蔽率・容積率・斜線制限・接道義務等)を適用するが、一団地認定により、(1)大規模開発の一体的な計画、(2)共有空地・共用施設の有効活用、(3)建蔽率・容積率の合理的配分、(4)斜線制限の緩和、(5)住環境の質的向上、などが可能となる制度である。代表的活用例は、(A)大規模マンション団地(公団住宅・公社住宅・大規模分譲団地)、(B)大規模商業施設(複数の建物が一体的に計画)、(C)大学キャンパス(学部別建物の一体的計画)、(D)病院・福祉複合施設、(E)工業団地、などである。認定要件は、(i)特定行政庁(市区町村)の認定、(ii)一団地としての一体的計画の合理性、(iii)建築基準法の総合的な適合性、(iv)日影・採光等の住環境への配慮、(v)将来の建替え・改修への対応、などである。マンション団地の大規模修繕では、一団地認定された団地全体での修繕計画立案が必要で、(α)複数棟の同時施工計画、(β)共用施設(集会所・駐車場・公園)の同時整備、(γ)団地管理組合との合意形成、(δ)長期修繕計画の整合性、などが論点となる。明誠は3工法選択肢を活かした効率的な大規模団地修繕提案で、コストと工期の最適化を実現する。

