用語集

121シート

読み方
いちにいちしーと

121シート(いちにいちしーと、1-on-1 Sheet)とは、企業の人材育成・組織マネジメントで活用される「1on1ミーティング」(上司と部下の定期的な1対1面談)の記録・運営に使われる業務シートで、近年の日本企業で導入が拡大している人事管理ツールである。1on1ミーティングは、(1)週次・隔週・月次など定期開催(一般に30分〜1時間)、(2)上司主導ではなく部下の話を中心に進める、(3)業務報告・評価ではなく成長支援・課題解決が目的、(4)心理的安全性を重視した対話、(5)継続的なフォローアップ、などの特徴を持つ。121シートの主要記載項目は、(A)日時・参加者、(B)部下のテーマ・課題、(C)対話内容のメモ、(D)アクション項目(次回までに取り組むこと)、(E)次回への引継ぎ、(F)気付き・学び、(G)上司の支援内容、などである。背景には、(i)終身雇用・年功序列の崩壊と個別キャリア重視、(ii)リモートワーク普及による対面コミュニケーション機会減少、(iii)若手社員のエンゲージメント向上ニーズ、(iv)米国シリコンバレー企業(Google・Apple・Yahoo!等)の先進事例、(v)ヤフージャパンの先進導入事例(2012年〜)、などがある。明誠は建設会社として人材育成・組織活性化が経営課題の一つで、JCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)の運営を通じた建設業向け経営支援活動の中でも、人材マネジメント・1on1導入支援等の経営ノウハウ共有を行っている。建設業界全体の人手不足が深刻化する中、人材定着・育成は業界共通の重要課題である。

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