用語集

105角

読み方
いちまるごかく

105角(いちまるごかく、105mm Square)とは、断面寸法105mm×105mmの正方形断面木材を指す建築業界の慣用呼称で、木造軸組工法(在来工法)における柱・土台の標準的な部材サイズとして広く流通している。日本の木造住宅では、(1)105角:戸建住宅の標準柱・土台サイズ、(2)120角:105角より大型、耐震性能向上、(3)135角:高耐震・大型住宅、(4)150角:高級住宅・特殊用途、(5)75角・90角:間柱・補助材、と各種寸法が用途別に使い分けされる。105角の主要用途は、(A)通し柱(1階から2階まで通る柱)、(B)管柱(くだばしら、各階の柱)、(C)土台(基礎の上に渡す水平材)、(D)梁・桁(横架材、より大きい断面が一般的)、などである。樹種は、(i)スギ(杉、軽量・加工性良・標準的)、(ii)ヒノキ(檜、耐久性・耐水性・高級)、(iii)ベイマツ(米松、強度高)、(iv)ベイヒバ(米檜葉、耐久性)、(v)集成材(積層接着材、寸法安定性)、などが用途・予算に応じて選定される。建築基準法・建設省告示では、(α)軸組工法の柱断面寸法の最低基準が規定、(β)筋交いの必要本数・配置の規定、(γ)柱の引抜き対策(ホールダウン金物)、などが定められ、105角は基本仕様として広く採用される。マンション・ビル・ホテル等のRC造(鉄筋コンクリート造)大規模修繕とは異なる、木造住宅特有の構造材だが、明誠はJCSA運営を通じて木造を含む建設業全般の技術情報共有・経営支援を行っている。

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