用語集
イチョウ
読み方
いちょう
イチョウ(公孫樹、銀杏、Ginkgo biloba)とは、イチョウ科イチョウ属の落葉高木で、現生種は本種1種のみという「生きた化石」と呼ばれる古代起源の樹木である。原産地は中国浙江省天目山周辺とされ、日本には平安時代以前に渡来したと推定される。樹高は20〜40m、樹齢は数百〜千年に達する長寿樹で、全国の寺社・公園・並木道に広く植栽される代表的な街路樹・公園樹である。形態的特徴は、(1)扇形の特徴的な葉、(2)秋の鮮やかな黄葉、(3)雌雄異株(雌株のみ実(銀杏)をつける)、(4)銀杏(ぎんなん、食用の種子)、(5)耐火性が高い(樹液の水分量が多い)、(6)大気汚染・塩害・剪定に強い、(7)病害虫に強い、(8)長寿、などである。日本の代表的なイチョウ並木は、(A)東京・明治神宮外苑(146本、樹齢約100年、絵画館前の名所)、(B)大阪・御堂筋(790本、商業街のシンボル)、(C)名古屋・大津通り、(D)北海道大学北18条イチョウ並木、(E)日吉大社・東大寺・氷川神社などの寺社境内、などで、秋の黄葉時期は全国的な観光名所となる。植物学的・文化的価値は、(i)2億年前のジュラ紀から生き残る生きた化石、(ii)耐火性が江戸時代の防火林として活用、(iii)「公孫樹」(祖父が植えて孫の代に実る)の語源、(iv)東京都の都の木、(v)大阪府・神奈川県の県の木、などである。マンション・ホテルの外構樹木としても採用例があり、明誠は外構・造園業者と連携した大規模修繕・周辺整備の総合提案を実現する。

