用語集
1級電気工事施工管理技士
1級電気工事施工管理技士(いっきゅうでんきこうじせこうかんりぎし)とは、建設業法第27条に基づく国家資格で、電気工事の施工管理を担う最上位資格を指す。一般財団法人建設業振興基金が指定試験機関として実施し、第一次検定(マークシート)と第二次検定(記述・施工経験記述)の2段階で構成される。受検資格は学歴と実務経験年数の組み合わせで定められ、大学電気工学科卒業者は実務経験3年以上、それ以外は最大15年の実務経験が必要となる。試験範囲は電気工学全般(発電・送配電・変電・受変電設備・電動機・照明・通信・避雷設備・接地工事)、建設業法・電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・労働安全衛生法・消防法・建築基準法等の関連法規、施工計画・工程管理・品質管理・安全管理・原価管理など多岐にわたる。本資格者は、特定建設業の電気工事業許可における専任技術者、元請工事における監理技術者・主任技術者、公共工事入札における経審の技術者点数加算対象として、電気工事業界において極めて高く評価される。電気工事士(第一種・第二種)が現場作業の資格であるのに対し、1級電気工事施工管理技士は工事全体を統括するマネジメント資格であり、両資格を併せ持つ技術者は業界で重宝される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、共用部照明のLED化、受変電設備更新、エレベーター電源更新、防災設備(自動火災報知設備・非常照明・誘導灯)の更新、太陽光発電・蓄電池・V2H設備の新設、EV充電器設置、避雷設備更新など、電気工事の比重が増加している。明誠ではフランチャイズ加盟の電気工事専門会社と連携し、本資格者による電気設備リニューアル提案をワンストップで提供している。JCSAも電気工事業者向けの経営支援セミナーやビジネスマッチングを通じ、電気工事業界の人材育成と事業発展を後押ししている。

