用語集

IRATAレベル1

読み方
いらたれべるいち

IRATAレベル1(イラタれべるわん、IRATA Level 1)とは、Industrial Rope Access Trade Association(IRATA International、産業ロープアクセス連盟)が認定するロープアクセス技術者の国際資格制度のうち、最初のエントリーレベル資格を指す。IRATAは1988年にイギリスで設立されたロープアクセス産業の世界的統括組織で、本部はイギリス・ハンプシャー州、世界70カ国以上で活動するロープアクセス技術者・企業のグローバル安全基準・教育認証を運営している。IRATAの資格認定制度は、レベル1(テクニシャン、新人)、レベル2(リードテクニシャン、中堅)、レベル3(スーパーバイザー、最上級)の3段階で構成され、各レベルで技術力・安全管理能力・指導力が段階的に高度化する設計となっている。IRATAレベル1の取得要件は、第一に18歳以上、第二に体力的健康状態(高所作業に支障なし)、第三にIRATA認定トレーニングセンターでの5日間40時間以上の研修受講、第四に修了試験合格(学科・実技)、などである。研修内容は、ロープ・ハーネス・装備品の基礎知識、結節(エイトノット・ボーラインノット・プルージックなど主要結節)、ロープアクセス基本動作(上昇・下降・横移動・乗換)、自己救助技術、緊急対応技術、リスクアセスメント基礎、関連法令・安全規則などである。試験合格者には3年間有効のIRATA Level 1認定証が発行され、3年ごとの再講習・再試験で更新する必要がある。IRATAレベル1技術者は、IRATA Level 2以上のリードテクニシャン・スーパーバイザーの指揮監督の下、ロープアクセス作業に従事できる。明誠は日本初のロープアクセス工法フランチャイズ展開企業として、IRATA基準に準拠した安全管理体制を構築しており、フランチャイズ加盟会社の作業員には全員IRATA Level 1以上の取得を義務付けることで、業界トップクラスの安全水準を維持している。JCSAでもIRATA資格取得支援セミナーを開催し、業界全体の技術力底上げに貢献している。

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