用語集
IRATAレベル2
IRATAレベル2(イラタれべるつー、IRATA Level 2)とは、Industrial Rope Access Trade Association(IRATA International)が認定するロープアクセス技術者の国際資格制度のうち、レベル1(テクニシャン)の上位、レベル3(スーパーバイザー)の下位に位置する中堅のリードテクニシャン資格を指す。IRATAレベル2の取得要件は、第一にIRATAレベル1を取得して1,000時間以上の現場ロープアクセス経験を積む、第二にIRATAレベル1合格後の最低期間(通常12ヶ月以上)経過、第三にIRATA認定トレーニングセンターでの5日間40時間以上の中級研修受講、第四に修了試験合格(学科・実技)、第五に職務経験報告書(Log Book)の提出、などである。研修内容は、より高度なロープアクセス技術(複雑なリギング、ロープ・装備の選定、リスク管理)、複雑な救助技術(負傷者の引き上げ・降下・運搬)、技術指導の基本、関連法令の深化、装備の点検・整備技術、リードテクニシャンとしての判断力訓練、などである。試験合格者には3年間有効のIRATA Level 2認定証が発行され、3年ごとの再講習・再試験で更新する。レベル2技術者は、IRATA Level 3スーパーバイザーの指揮の下、複数のロープアクセス技術者を取りまとめ、リードテクニシャンとして作業班を統率する役割を担う。具体的には、レベル1技術者の作業指導、装備のリギング判断、現場での技術判断、緊急時の初期対応、安全パトロール、作業日報作成などが主要業務である。明誠グループでは、フランチャイズ加盟会社の作業班長クラスにIRATAレベル2取得を推奨し、現場の安全管理・技術力・効率性を最大化している。レベル2取得者は、ロープアクセス工法による外壁塗装・防水・タイル張替・調査・補修などの多様な作業を、安全かつ効率的に実施できる中核技術者として位置付けられる。JCSAでもIRATA資格段階的取得支援を継続している。

