用語集

入隅

読み方
いりすみ

入隅(いりずみ、英:Internal Corner、Inside Corner)とは、建築物の壁面や床面が交差して凹んだ角部、すなわち建物内部側に向かって入り込んだ角を指す建築用語である。建物外側に向かって突き出した角「出隅(ですみ)」と対比される概念で、室内空間の構成・施工納まり・防水処理・意匠表現において極めて重要な要素となる。入隅は壁同士の交差部、壁と床の交差部、壁と天井の交差部、外壁の凹部などに発生し、それぞれに応じた施工・仕上げが必要となる。具体的な施工課題は、第一に「タイル張り入隅」(タイルの切断角度、目地処理、入隅役物の使用)、第二に「クロス張り入隅」(クロスの折り込み、コーキング処理)、第三に「フローリング入隅」(端部見切り材の使用、巾木の納まり)、第四に「防水処理入隅」(シート防水・塗膜防水での補強層の施工、コーナーシール材)、第五に「サッシ入隅」(サッシ枠と壁面の取り合い、コーキング処理)、第六に「意匠的入隅」(R仕上げ、面取り、見切り材)などである。入隅処理の品質は、建物の防水性能・耐久性・意匠性・清掃性に直結し、特に外壁・バルコニー・浴室・ベランダなど水掛かり部位での入隅処理の不備は、漏水・カビ・劣化の起点となるため、極めて重要な品質管理項目となる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における外壁改修・防水改修・タイル張替工事では、入隅部のシーリング材打替・防水補強層の施工・タイル役物の交換などが標準的な施工項目となる。明誠フランチャイズの塗装・防水・タイル工事専門会社は、ロープアクセス工法による高所部の入隅処理にも対応可能で、足場架設困難な部位でも精密な施工を実現する。施工後の長期耐久性確保のため、入隅部の納まり詳細図・施工要領書を整備し、職人の技能を均質化する体制を構築している。

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