用語集
インシュレーションボード
インシュレーションボード(Insulation Board、英:Insulation Board)とは、建材・断熱材として使用される多孔質の繊維ボード材を指す建材用語で、木質繊維・植物繊維・無機繊維などを主原料として圧縮成形した低密度の建材を意味する。日本語では「断熱ボード」「軟質繊維板」とも呼ばれ、住宅・マンション・ビルの断熱材・吸音材・畳床・床下地・天井下地・遮音材などとして広く使用されている。代表的な種類は、第一に「軟質繊維板(A種・JIS A 5905)」(密度350kg/㎥未満、断熱・吸音・遮熱用途)、第二に「中質繊維板(MDF:Medium Density Fiberboard)」(密度350〜800kg/㎥、家具・建具・床下地用途)、第三に「硬質繊維板(HDF:Hardboard)」(密度800kg/㎥以上、外装・耐久建材用途)、第四に「ウッドファイバーボード」(木質繊維100%の高性能断熱材、欧州で多用)、第五に「ロックウールボード」(無機繊維ベース、不燃断熱材)、第六に「グラスウールボード」(ガラス繊維ベース、不燃断熱材)、などがある。インシュレーションボードの主要機能は、第一に「断熱性能」(熱伝導率0.04〜0.06W/m·K程度、外壁・屋根・床の断熱)、第二に「吸音性能」(中高周波の吸音率0.4〜0.8、防音壁・遮音床)、第三に「調湿性能」(多孔質構造による湿度バッファ効果)、第四に「軽量性」(運搬・施工性が良い)、第五に「加工性」(カッター・のこぎりで容易に切断)、などである。代表的なメーカーには、ニチハ、エコウールジャパン、旭ファイバーグラス、パラマウントガラスなどがあり、各社で独自製品を展開している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における用途は、第一に「外断熱改修工事の断熱材」、第二に「天井下地・床下地補強」、第三に「遮音・防音工事」、第四に「畳床の交換」、第五に「住宅性能評価(断熱等級・遮音等級)向上工事」、などである。明誠フランチャイズの内装・断熱・防音工事専門会社が、建物の省エネ化・快適性向上の改修工事に対応している。

