用語集

インダストリアルスタイル

読み方
いんだすとりあるすたいる

インダストリアルスタイル(Industrial Style)とは、19世紀後半から20世紀初頭の工場・倉庫・工房などの工業建築の意匠要素を、住宅・店舗・オフィスのインテリアに取り入れた現代的なデザイン様式を指す。露出した鉄骨梁・コンクリート天井・ダクト・配管・スチール窓枠・レンガ壁・無垢材の床や家具・古びた金属パーツなど、工業生産現場で実用的に使われていた素材を意匠として活用することが特徴である。源流はアメリカ・ニューヨークのソーホー地区などで1960〜70年代に始まったロフト住宅文化にあり、廃工場・廃倉庫を芸術家がアトリエ兼住居として転用したアダプティブ・リユースの流れから誕生した。1990年代以降にはカフェ・レストラン・ホテル・アパレルショップなど商業空間で定着し、日本でも2000年代後半から急速に広まった。インダストリアルスタイルの特徴的な要素は、第一に「素材の本質を見せる仕上」(コンクリート打ち放し、塗装鉄骨、無塗装木材)、第二に「ヴィンテージ・経年感」(古びたメタル、エイジング加工木材、リクレイムドウッド)、第三に「機能美の家具」(ファクトリースツール、メタルシェルフ、エジソン電球を使った裸電球照明)、第四に「ニュートラルカラーパレット」(グレー・ブラック・ブラウンを基調とした色構成)などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における意匠刷新提案でも、インダストリアルスタイルは人気が高く、エントランス・ロビー・共用部・テナント区画のリニューアルで採用される。明誠ではフランチャイズ加盟の塗装・タイル・内装工事専門会社と連携し、ロープアクセス工法での外壁意匠刷新、共用部の意匠リニューアル、テナント区画の用途変更工事などを一体的に提案でき、収益不動産オーナーの差別化戦略と資産価値向上を支援している。

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