用語集
インテリアエレメント
インテリアエレメント(Interior Element)とは、室内空間を構成するあらゆる要素を体系的に分類した総称を指すインテリアデザイン用語で、家具・カーテン・照明・床材・壁材・天井材・建具・装飾小物・アート・観葉植物・テーブルウェア・寝具・ファブリックなど、空間に存在するすべての要素を包括する概念である。インテリアデザインの実践においては、これらエレメントを目的・予算・ライフスタイル・テイスト・テーマカラー・空間機能に応じて選択し、調和的に配置することで、機能的で美しい室内空間を構築する。インテリアエレメントは大きく「固定要素」(建築工事で確定する要素:床・壁・天井・建具・サッシ・キッチン・洗面台・浴室・トイレなど)と「可動要素」(後から変更可能な要素:家具・カーテン・照明・小物・アート・観葉植物など)に区分される。インテリアコーディネートの順序は、通常まず固定要素を確定し、次に主要家具(ソファ・テーブル・ベッド・収納)を選定し、最後に可動要素・装飾要素を追加していく流れで進められる。各エレメントの選定基準としては、第一に「機能性」(実用性、耐久性、メンテナンス性、安全性)、第二に「意匠性」(色、形、素材感、テクスチャー、スタイル)、第三に「経済性」(初期コスト、ライフサイクルコスト、コストパフォーマンス)、第四に「持続可能性」(環境負荷、リサイクル性、SDGs対応)などが総合的に判断される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部リニューアルでは、固定要素のリニューアル(床・壁・天井の仕上更新、照明器具更新、サッシ更新、建具更新等)が主要な工事範囲となるが、これに加えて可動要素(共用ロビーのソファ・椅子、エントランスのアート、観葉植物配置等)も統合的に提案することで、リニューアル効果を最大化できる。明誠ではフランチャイズ加盟の内装・電気・設備工事専門会社と連携し、建築から可動要素までトータルに提案できる体制を構築し、収益不動産オーナーの資産価値向上に貢献している。

