用語集

インド絨毯

読み方
いんどじゅうたん

インド絨毯(Indian Rug、India Carpet)とは、インド亜大陸で生産される手織または機械織のカーペット・絨毯の総称を指し、特にカシミール地方(カシミール・カーペット)、ジャイプール、アグラ、バラナシ、バードハーンなどの伝統的産地で生産される高品質手織絨毯が世界的に有名である。インド絨毯の歴史は16世紀のムガル帝国時代に遡り、ペルシア絨毯の技法と意匠を導入しながらインド独自のデザイン・色彩・素材を発展させた長い伝統がある。ムガル絨毯は精緻な花柄・幾何学模様・狩猟図・庭園図などを特徴とし、ペルシアの細密画的な意匠とインドの豊かな色彩感覚が融合した独特の美しさを持つ。素材は主に羊毛、シルク、コットン、ヴィスコース(人絹)が使われ、結び目密度(KPSI:Knots Per Square Inch、平方インチあたりの結び目数)が品質の指標となる(一般的に80〜600KPSI、高級品は900KPSI以上)。代表的な意匠スタイルには、ペルシアスタイル(フラワーモチーフ)、トライバルスタイル(部族的幾何学模様)、コンテンポラリースタイル(現代的抽象柄)、ミニアチュールスタイル(細密画風)などがある。価格はペルシア絨毯と比較して同等品質で半額〜3分の1程度と比較的安価で、コストパフォーマンスに優れることから、世界中の住宅・ホテル・店舗・公共施設で愛用される。日本ではトルコ絨毯、ペルシア絨毯と並ぶ「東洋絨毯三大ブランド」として認知され、高級住宅・別荘・ホテル・サロンなどのインテリアで使われる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部・専有部リニューアルでは、ロビー・エントランス・ラウンジなどに大型インド絨毯を配置することで、空間に格調と豊かさを演出できる。明誠フランチャイズの内装工事専門会社と連携し、収益不動産オーナーへの差別化提案を可能としている。

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