用語集

インナードロワー

読み方
いんなーどろわー

インナードロワー(Inner Drawer)とは、家具・収納の構造において、扉の中に隠されたもう一つの引出しを指す家具・収納業界の専門用語である。具体的には、キッチンの吊戸棚・カップボードの扉の中、リビングのテレビボード・サイドボードの扉の中、ベッドルームのワードローブの扉の中などに設置される、外からは見えない引出し収納のことを指す。インナードロワーの目的は、第一に「整理収納の向上」(用途別の小分け整理が可能)、第二に「視覚的すっきり感」(外観は扉のみで統一感がある)、第三に「収納効率の最大化」(同じ容積で収納量を最大化)、第四に「使い勝手の向上」(扉を開けると引出しが現れる二段構造で、見やすく取り出しやすい)などである。代表的な活用シーンとして、キッチンの吊戸棚内部に細かい食器・カトラリーを整理、洗面台下の収納に化粧品・洗剤を整理、ベッドルームの収納に下着・靴下を整理、リビング収納に書類・小物を整理する場面がある。住宅メーカー、家具メーカー(リクシル、パナソニック、TOTO、タカラスタンダードなどの住宅設備メーカー、ニトリ、IKEA、無印良品、大塚家具などの家具専門店)が積極的に採用しており、近年の住宅設計のトレンドとして「見えない収納」「整理収納」がキーワードとなる中で、インナードロワーの活用は標準化しつつある。インナードロワーの種類には、ソフトクローズ機構(バネで自動的に静かに閉まる)、フルエクステンション(最後まで引き出せる)、内部仕切り付(カトラリートレイ等の内装オプション)、引出し内引出し(二段三段の階層構造)など、多様なバリエーションがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における専有部キッチン・洗面台・収納家具のリニューアルでは、インナードロワー機能付の最新システムキッチン・洗面台・収納家具への更新が人気である。明誠フランチャイズの内装・設備工事専門会社では、住宅設備メーカーの最新製品を活用したリニューアル提案を行い、収益不動産の付加価値向上に貢献している。

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