用語集
インバーターエアコン
インバーターエアコン(Inverter Air Conditioner)とは、室外機のコンプレッサー(圧縮機)の回転数を可変制御するインバーター制御技術を採用したエアコンを指し、現代の家庭用・業務用エアコンの主流方式である。インバーターとは、直流電源を任意の周波数の交流電源に変換する装置で、エアコンではこれを使ってコンプレッサーの回転数を細かく調整し、設定温度に応じた最適な冷暖房能力を発揮できるようにする技術である。従来の「ON/OFF制御方式」のエアコンが「動く」「止まる」の二者択一でしかコンプレッサーを制御できなかったのに対し、インバーター方式は連続的に出力を調整できるため、第一に「省エネ性」(必要最小限の電力で運転し、年間消費電力を30〜50%削減)、第二に「快適性」(温度変動が少なく、より安定した室内温度を維持)、第三に「静音性」(低出力時の運転音が抑えられる)、第四に「耐久性」(コンプレッサーの起動停止回数が減り、寿命が延びる)、第五に「立ち上がりの早さ」(起動時に最大出力で素早く設定温度に到達)などのメリットがある。日本ではダイキン工業、三菱電機、パナソニック、富士通ゼネラル、日立アプライアンス、シャープ、東芝キヤリア、三菱重工サーマルシステムズなどがインバーターエアコンの主要メーカーで、家庭用・業務用の両方で技術競争を繰り広げている。省エネ基準達成率、年間電気代、APF(通年エネルギー消費効率)などの指標で性能が公開されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における専有部・共用部のエアコン更新では、旧型エアコン(ON/OFF制御方式、低APF機種)から最新インバーターエアコン(高APF、AI制御、IoT機能搭載)への更新により、年間光熱費を大幅削減できる。明誠フランチャイズの電気・空調工事専門会社では、最新エアコンへのリニューアル工事を多数手掛けており、収益不動産オーナーの運営コスト最適化に貢献している。

