用語集

インバーター制御EV

読み方
いんばーたーせいぎょいーぶい

インバーター制御EV(インバーター制御エレベーター、VVVF制御EV)とは、エレベーターの駆動方式の一種で、VVVF(Variable Voltage Variable Frequency、可変電圧可変周波数)制御により電動機の回転数と電圧を連続的に制御するインバーター方式エレベーターを指す。現代の中高層ビル・マンション・ホテルにおける標準的なエレベーター制御方式として確立しており、従来の「DC(直流)方式」「ACVV(交流可変電圧)方式」「ACMG(交流2段速度)方式」に取って代わる主流方式となっている。VVVF制御EVの主な特徴は、第一に「省エネ性」(回生電力を電源側に戻す機能により、従来比30〜50%の電力削減)、第二に「乗り心地の向上」(加速・減速・停止が滑らかで衝撃が少ない)、第三に「精密な階床着床」(停止精度±5mm以内)、第四に「機械室レス化対応」(コンパクトなインバーター制御により機械室を不要にできる)、第五に「保守性向上」(電子部品中心の構成でメンテナンスが容易)、第六に「静音性」(運転音が大幅に低減)などである。日本の主要エレベーターメーカー(三菱電機、日立、東芝エレベータ、フジテック、オーチス・エレベータ、シンドラー、KONE)はすべて VVVF制御EVを標準仕様としており、新築・リニューアルの両方で広く採用されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるエレベーターリニューアルは、築20〜30年経過した建物で実施される代表的な設備更新工事で、第一に「全撤去・新設リニューアル」(既存エレベーターを完全に撤去し、最新機種に置換)、第二に「制御リニューアル」(モーター・制御盤等のみ更新、籠・ドア・レール等は既存を流用)、第三に「準新規リニューアル」(中間的な更新範囲)の3パターンに分かれる。明誠ではフランチャイズ加盟の電気工事専門会社およびエレベーターメーカーと連携し、収益不動産オーナー向けに最適なエレベーターリニューアル提案を行い、ランニングコスト削減・乗り心地向上・防災性能向上・テナント満足度向上を実現している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!