用語集
Willow
Willow(ウィロー)とは、19世紀イギリスの装飾デザイナーであるウィリアム・モリス(William Morris、1834〜1896)が1874〜1887年頃にデザインした柳(やなぎ)の枝・葉をモチーフとした壁紙・テキスタイル意匠の代表的なパターン名を指す。「Willow」は英語で「柳」を意味し、柳の細長く垂れる枝とそよぐ葉の姿を、繊細で流麗な線描で表現した不朽の名作意匠である。モリス自身が「自然から最も学んだ」と語る作品の一つで、自宅の庭に植えられていた柳の木をインスピレーションの源としたとされる。Willowパターンの主な特徴は、第一に「自然な動きのある構成」(柳の枝が流れるように曲線で展開)、第二に「繊細な葉脈の表現」(一枚一枚の葉に陰影と動きを与える描写)、第三に「左右対称性と非対称性のバランス」(パターンとしての規則性と自然らしさの両立)、第四に「色彩バリエーション」(オリジナルのグリーン系・ブルー系から、レッド・パープル・ブラウン・グレー等の現代復刻色まで多数)、第五に「素材展開」(壁紙、ファブリック、カーテン、クッション、ベッドカバー、ラグ等)、第六に「世界的人気」(イギリス王室・各国大使館・高級ホテル・歴史的建築物での採用実績)などである。Willow系の派生パターンには、「Willow Bough(ウィロー・ボウ、1887)」(柳の枝・葉のクローズアップ)、「Willow Boughs(ウィロー・ボウズ)」(同上の複数形)等があり、それぞれ意匠の解像度・スケールが異なる。これらは現在もMorris & Co.(現サンダーソン社所有)の代表ブランドとして継続生産され、日本ではサンゲツが輸入販売している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における意匠リニューアル、特にラグジュアリーホテル、ヘリテージマンション、ブティックホテル、サロン、リフレッシュエリア等の意匠演出で、Willow壁紙の採用は、空間に格調高い英国伝統美と自然のリフレッシュ感を同時にもたらす効果がある。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、モリス系を含む各種高品質ブランドの活用提案を実現している。

