用語集
ウィングチェア
ウィングチェア(Wing Chair)とは、椅子の背もたれの上部両側に翼(ウィング)状の張り出しが付いた、クラシックスタイルを代表する家具を指す。「ウィングバックチェア(Wingback Chair)」「アースチェア(Easy Chair)」「ファイヤーサイドチェア(Fireside Chair)」とも呼ばれる。源流は17世紀イギリスにあり、当時の住宅で暖炉の前に置き、火の暖かさを保ちながら、ウィング(翼)部分で背中・首・頭への隙間風(コールドドラフト)を遮るための機能的家具として誕生した。現代では機能的役割は薄れたが、その特徴的なシルエットがクラシカルで格調高いインテリアの象徴として愛され続けている。ウィングチェアの主な特徴は、第一に「両側のウィング(翼状張り出し)」(背もたれ上部の左右に伸びる装飾的・機能的構造)、第二に「高い背もたれ」(首・頭まで支える高さ)、第三に「アームレスト」(肘掛けが標準装備)、第四に「クッション性の高い座面」(深く座り込める快適性)、第五に「布張りまたは革張り」(豪華なテキスタイル、ベルベット、レザー、ジャカード等)、第六に「装飾的な脚」(猫脚、ターンレッグ、テーパード脚等の意匠)、第七に「サイズの選択肢」(標準サイズ、コンパクトサイズ、オットマン付きセット)などである。代表的なメーカーには、英国のチェスターフィールド(Chesterfield)、ハウスオブハンギース(House of Hanniges)、Liberty London、Heal’s、Habitat、デンマークのフリッツ・ハンセン、米国のレストレーションハードウェア、日本のカリモク、IDC大塚家具、リビングハウス、ACTUS、KEYUCA等があり、各社が独自のデザイン・素材・サイズで展開している。ウィングチェアの活用シーンは、第一に「リビング・読書コーナー」(ゆったり読書時間)、第二に「寝室・サイドチェア」(ドレッシングコーナー)、第三に「書斎・コーナー」(思考の場所)、第四に「ホテル客室・ラウンジ」(高級ホテルの定番家具)、第五に「サロン・ブティック」(接客スペース)、第六に「カフェ・レストラン」(リラックスソファ席)などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部リニューアル、特にホテルロビー・ラウンジ・客室のインテリア提案で、ウィングチェアの配置は伝統と格調のあるクラシカルな空間演出に効果的である。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、ウィングチェアを含む高品質家具の選定・配置提案を実現している。

