用語集

ヴィンテージクロス

読み方
ヴぃんてーじくろす

ヴィンテージクロス(Vintage Cross、Vintage Wallpaper)とは、経年変化・古びた風合いを表現した壁紙の意匠カテゴリーを指す。リノベーション住宅・カフェ・レストラン・ブティック・ブティックホテル等で人気が高く、空間に独特の物語性とノスタルジックな魅力をもたらすインテリア要素である。ヴィンテージクロスの主な意匠タイプは、第一に「コンクリート風」(経年したコンクリート打ち放し、剥がれた塗装、苔、シミ等を再現)、第二に「レンガ風」(古いレンガ壁、苔、苔生し、白華現象、ペイント剥がれ等)、第三に「漆喰風」(クラック、剥がれ、変色、シミ等の漆喰経年表現)、第四に「ペンキ剥がれ風」(複数色のペンキが層状に剥がれた表現)、第五に「鉄錆び風」(錆び、酸化、塩害腐食等の金属経年表現)、第六に「木材経年風」(古板、樹皮、虫食い、節抜け等の木目経年表現)、第七に「ヴィンテージ模様風」(19〜20世紀の古い壁紙模様の復刻、変色した古地図、ヴィンテージタイポグラフィ等)、第八に「アンティーク家具風」(ヴィンテージ家具の質感、革、布の経年表現)等である。代表的な壁紙メーカー・ブランドには、サンゲツ(リザーブシリーズ、FAITHシリーズ)、東リ(パワー1000シリーズ、TRY』シリーズ)、リリカラ(WILL、Lulu)、トキワ(pal)、シンコール、ルノン、ウィリアム・モリス(Morris & Co.、サンゲツ取扱)、Cole & Son(イギリスのデザイナーズ壁紙)、Designers Guild(イギリス)、Andrew Martin(イギリス)等があり、各社とも豊富なヴィンテージクロスを展開している。価格は1,000〜10,000円/m程度と幅広い。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における内装リニューアルでは、特にリノベーション物件、デザイナーズマンション、カフェ・レストランテナント、ブティックホテル等の意匠刷新で、ヴィンテージクロスをアクセントウォール(部分壁紙)として採用することが効果的である。1〜2壁のみをヴィンテージクロスとし、他を無地系で統一することで、印象的かつバランスのとれた空間演出が可能。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、ヴィンテージクロスを含む高意匠壁紙の活用提案を実現している。

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