用語集
ウェザーカバー
ウェザーカバー(Weather Cover)とは、建物の換気口・排気口・給気口等の屋外開口部に取り付ける、雨水・雪・風・虫の侵入を防ぐためのカバー部材を指す建築設備用語である。「換気フード」「ベンチレーター」「ガラリ」「換気グリル」とも呼ばれ、住宅・マンション・ビル・ホテル等のあらゆる建築物に多数設置されている標準的な建築設備部材である。ウェザーカバーの主な機能は、第一に「雨水侵入防止」(傾斜屋根・庇形状で雨水を逸らす)、第二に「雪侵入防止」(寒冷地仕様、防雪カバー機構)、第三に「強風による逆風防止」(風圧で開口部が逆流するのを防ぐ)、第四に「虫・小動物侵入防止」(網・グリル機構で虫やネズミの侵入を防ぐ)、第五に「外気の音響遮蔽」(外部騒音の低減)、第六に「美観の維持」(建物外観に調和する意匠)、第七に「結露防止」(適切な換気を維持し結露を抑える)などである。ウェザーカバーの種類は、第一に「丸型」(円形、最も一般的)、第二に「角型」(正方形・長方形)、第三に「フード型」(庇付き、雨除け強化)、第四に「ベントキャップ型」(深いフード)、第五に「ガラリ型」(複数の傾斜羽根)、第六に「電動シャッター付」(強風時に自動閉鎖)等のバリエーションがある。素材は、ステンレス(耐候性、高級感)、アルミ(軽量、価格)、ガルバリウム鋼板(耐久性、コスト)、樹脂(軽量、低価格)、塗装鉄板等が用途と予算に応じて使い分けられる。主要メーカーには日本電気工業、未来工業、大平洋金属、フカガワ、東洋シャッター、三和シヤッター、SUS、ニチアス、フクビ化学等があり、多様な製品ラインナップを展開している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における外壁改修・設備更新の際、既存のウェザーカバーの老朽化(錆び、塗装剥離、樹脂劣化、ガラリの破損、ネット穴開き等)の確認・交換が重要な工事項目となる。特に高所部のウェザーカバーは、足場仮設のコストが高くなりがちであるが、明誠のロープアクセス工法を活用することで、効率的な交換・整備が可能。明誠フランチャイズの建築・板金・電気工事専門会社では、ウェザーカバー交換を含む外壁付属部材の総合リニューアルに対応している。

