用語集

ウォーターベッド

読み方
うぉーたーべっど

ウォーターベッド(Water Bed)とは、ベッドの内部に水を満たした樹脂製マットレス(ウォーターマットレス)を備えた特殊な寝具を指し、体圧分散性・温度調節機能・床ずれ防止効果に優れた現代の医療・介護・特殊用途向けの寝具概念である。1960年代後半に米国のチャールズ・ホール氏が開発し、1970年代に世界中に普及した。本製品の特徴は、第一に「優れた体圧分散」(水の流動性により体重を均等に分散し、長時間横たわっても血流障害が生じにくい)、第二に「温度調節機能」(マットレス内部にヒーターを内蔵し、水温を25〜34℃程度に調節)、第三に「床ずれ防止」(同じ部位への圧迫が継続しないため褥瘡リスクが低減)、第四に「アレルゲン抑制」(ダニ・ホコリが内部に侵入しにくい)、第五に「水音による心理的リラックス効果」などが挙げられる。一方、デメリットとして、重量が極めて重い(クイーンサイズで600〜800kg、床荷重に注意)、設置・撤去に専門業者の対応が必要、漏水リスクへの配慮、電気代(ヒーター消費電力)の継続的負担、初期費用の高さ(30〜50万円以上)などがある。主な用途は、第一に「医療・介護分野」(褥瘡予防、長期療養患者用、リハビリ施設)、第二に「ペインクリニック・治療院」(慢性腰痛・関節炎患者用)、第三に「ラグジュアリーホテル・スパ」(高級リラクゼーション設備)、第四に「個人住宅の特殊寝室」(健康志向・差別化志向の住宅)などである。代表的なメーカーには、ドリームメーカー(Dream Maker、米国)、Aqua Pearl、SuperSingleなどがあり、日本では一部の専門店・通販で取り扱われる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における直接的な関連は少ないが、高級ホテル・サービスアパートメントのリノベーション提案で採用検討されることがある。設置時には、床荷重(一般住宅の床は150〜180kg/㎡程度、ウォーターベッドは500〜800kg/㎡相当)の確認が必須で、床補強工事が必要となる場合がある。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、特殊家具・設備の搬入・設置に伴う床補強・配線計画にも対応している。

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