用語集

ウォールウォッシャー

読み方
うぉーるうぉっしゃー

ウォールウォッシャー(Wall Washer)とは、壁面を上から下へ均一に照らす照明手法・器具を指し、美術館・ギャラリー・ホテル・高級住宅・商業空間のインテリア照明計画において、壁面の意匠を効果的に引き立てる現代の建築照明手法概念である。語源は英語のWall(壁)+Washer(洗うもの)で、まるで壁面を光で洗い流すかのように、上から均一に照らす照明手法を比喩的に表現している。技術的には、ダウンライト型・ペンダント型・トラックライト型などの照明器具のうち、配光が壁面に向けて広く設計されたもの(アシンメトリック配光)を採用することで実現される。配光特性として、第一に「均一性」(壁面全体が概ね同じ明るさで照らされる)、第二に「広角配光」(光の広がりが120度以上)、第3に「斜光対応」(壁から30〜50cm離して天井に設置)、第4に「アシンメトリック反射」(光を壁面方向に集中させる反射板形状)が求められる。主な用途は、第一に「美術館・ギャラリーの絵画照明」(作品を均一に照らす)、第二に「ホテルロビー・ラウンジの装飾壁照明」(壁面のテクスチャー・素材感を強調)、第三に「住宅のアクセントウォール照明」(タイル・石材・モルタル・木材壁面の演出)、第四に「商業店舗の商品ディスプレイ照明」(衣料・雑貨の陳列棚照明)などである。代表的な照明メーカーには、Panasonic、ENDO(遠藤照明)、コイズミ照明、大光電機、オーデリック、ヤマギワ、DAIKO、ERCOやデルタライト、フランクモルカウなどの輸入ブランドがあり、各社が高品質なウォールウォッシャー器具を展開している。光源はLED化が標準で、色温度2700K(電球色)〜4000K(白色)の調光調色対応モデルが主流。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部照明リニューアル提案では、ウォールウォッシャー照明を導入することで、既存の単調な天井ダウンライト中心の照明計画から、壁面の意匠を引き立てる立体的な空間演出への転換が可能となり、建物全体のグレード感向上に寄与する。明誠フランチャイズの電気工事専門会社では、照明計画の提案からLED化改修まで対応している。

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