用語集

WallcoveringsFabricsFloorcoverings

読み方
うぉーるかばーりんぐすふぁぶりっくすふろあかばーりんぐす

Wallcoverings, Fabrics & Floorcoverings(ウォールカバリング・ファブリックス・アンド・フロアカバリング)とは、内装仕上材を「壁装材(Wallcoverings)」「織物(Fabrics)」「床材(Floorcoverings)」の3要素に大別し、これら3要素を統合的に企画・販売・提案するインテリア業界の体系的なカテゴリー区分を指す英語の業界用語である。欧米のインテリア業界では古くからこの3カテゴリーの統合的取扱が標準となっており、サンダーソン(Sanderson、英国)、ザロフ&フィッシャー(Zoffany)、モリス&コー(Morris & Co.)、ファロー&ボール(Farrow & Ball、英国)、コール&サン(Cole & Son)、ハープス・トラベス(Harlequin)、リトル・グリーン(Little Greene)、コザビヌス(Cosa Verde)、デザイナーズギルド(Designers Guild)、グレアム&ブラウン(Graham & Brown)などの欧米メーカーは、壁紙・ファブリック・床材を統合的に取り扱うブランド戦略を展開している。日本でもこの欧米ブランドのインフルエンスを受け、サンゲツ・東リ・リリカラなど大手内装材メーカーが各カテゴリーを統合的にカタログ展開する流れが定着している。3要素の統合提案による効果は、第一に「カラーパレットの統一性」(壁・ファブリック・床の色調整合)、第二に「テクスチャー・素材感の調和」(同じテイストの素材組合せ)、第三に「ブランドの世界観の表現」(一貫したデザインコンセプトの表現)、第四に「コーディネートの容易さ」(顧客が選びやすい)、第五に「営業効率」(ワンストップで提案・販売できる)などである。インテリアコーディネーター・設計士は、この3要素の調和を意識した提案を学ぶことが基礎となる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における共用部・専有部リニューアル提案では、3要素を統合的に提案することで、より高い意匠的完成度の空間演出が実現できる。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、これら国内外の主要ブランドの取扱経験を有し、収益不動産オーナーへの提案バリエーションを豊富に揃えている。JCSAでも内装材関連の技術セミナー・メーカー連動セミナーを定期開催し、加盟会社の提案力強化を支援している。

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