用語集

打ち換え

読み方
うちかえ

打ち換え(うちかえ、Repaving、舗装打ち換え)とは、既設の舗装(アスファルト舗装・コンクリート舗装)を撤去して新たに舗装する補修工法を指し、舗装の重度劣化に対応する道路維持管理の標準工法概念である。表面の上塗りで対応する「オーバーレイ工法」より費用は高いが、根本的な舗装の更新が可能で、舗装の長期的な耐久性確保に有効な工法として、現代の道路維持管理で標準的に採用される。本工法の手順は、第一に「既設舗装の撤去」(路面切削機・路面破砕機による撤去、廃棄物の運搬)、第二に「路盤の点検・補修」(路盤の損傷確認、必要に応じた補修・転圧)、第三に「下地処理」(不陸調整、清掃、プライムコート塗布)、第四に「新規舗装の敷設」(アスファルト混合物の敷設、転圧)、第五に「区画線・標識の再施工」(白線・黄線・道路標識の復元)、第六に「交通開放」の流れで進められる。打ち換えの判断基準は、第一に「ひび割れの密度」(線状ひび割れの密度、亀甲状ひび割れの面積)、第二に「わだち掘れの深さ」(10〜30mm以上で要対策、50mm以上で打ち換え検討)、第三に「平坦性(IRI値)」(国際ラフネス指数の閾値超過)、第四に「ポットホール(陥没穴)の頻度」、第五に「路盤の損傷」(深部の損傷は打ち換えで対応)などである。オーバーレイ工法(既設舗装の上に新規舗装を重ねる工法)と比較した場合、打ち換えのメリットは、第一に「路盤・地盤改良の機会」、第二に「長期耐久性の確保」、第三に「舗装高さの変動なし」(オーバーレイは舗装高が上がる)、第四に「材料品質の刷新」などである。一方、デメリットは、第一に「コスト高」(オーバーレイの2〜3倍)、第二に「工期が長い」、第三に「廃材発生量が多い」、第四に「交通規制の長期化」などである。代表的な施工会社には、NIPPO、前田道路、東亜道路工業、世紀東急工業、大林道路、大成ロテック、鹿島道路、福田道路、植村、田中道路など。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における敷地内通路・駐車場の舗装更新工事では、打ち換え工法が標準的に採用される。明誠フランチャイズの外構・舗装工事専門会社では、舗装関連工事の総合対応が可能で、収益不動産オーナーへの長期的な物件価値維持提案を行っている。

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