用語集
ウッドデッキ
ウッドデッキ(Wood Deck)とは、建物の外側に設ける木製の床を指し、庭・テラス・バルコニーと室内空間をつなぐ中間空間として、現代の住宅・マンション・ホテルで人気の高い屋外居室空間概念である。北米・北欧の住宅文化から発展した「アウトドアリビング」「セカンドリビング」のコンセプトを日本でも実現する建築要素として、近年の住宅・マンション・ホテルの設計で標準採用される。本部材の主な機能は、第一に「内外の連続性」(リビングとの連続感、空間の広がり)、第二に「アウトドアリビング空間」(食事、団らん、リラックス、ガーデンパーティー)、第三に「植栽・ガーデニングスペース」、第四に「ペットのプレイスペース」、第五に「物干し空間」、第六に「景観への調和」(自然素材の温かみ)などである。素材別の分類として、第一に「ハードウッド(イペ、ウリン、セランガンバツ、イタウバ、サイプレス、ジャラ)」(最高級グレード、耐久性30年以上、メンテナンス少)、第二に「ソフトウッド(杉、ヒノキ、レッドシダー、サザンパイン)」(コスト重視、メンテナンス必要、5〜10年程度)、第三に「人工木材(樹脂木、人工木)」(メンテナンスフリー、コストパフォーマンス)、第四に「複合材」(木紛+樹脂のハイブリッド)などがあり、用途・予算・メンテナンス意向に応じて選定される。設計上の留意点として、第一に「水勾配の確保」(1/50〜1/100程度、排水機能)、第二に「適切な束石・束柱の配置」(支持構造の安定性)、第三に「防腐・防虫処理」(特にソフトウッド)、第四に「目地・隙間」(水抜き、清掃容易性)、第五に「手すり・防護柵」(バルコニー・高所での落下防止)などが挙げられる。代表的なメーカー・取扱店には、株式会社東洋工業、ハマネツ、リーベ、ウィンウッドジャパン、デッキ材専門店、IKEA、ニトリ、コーナン、コメリ、Amazon、楽天市場、Time & Style、IDEEなど。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるバルコニー・ルーフバルコニー・テラスのリニューアル提案では、ウッドデッキの新設・更新が、空間の魅力を大幅に向上させる差別化メニューとなる。特に高級マンション・ホテル・サービスアパートメントでは、ウッドデッキの素材グレード(ハードウッド系)の選定が空間グレード感を一段引き上げる。明誠フランチャイズの外構・大工工事専門会社では、ウッドデッキ施工の総合対応が可能。JCSAでも外構・エクステリア関連のセミナーを開催している。

