用語集
ウルトラビス耐久試験
ウルトラビス耐久試験(Ultra Screw Durability Test)とは、田島ルーフィング株式会社の機械固定式塩ビシート防水工法用ウルトラビス(特にRD-MO工法用)の長期耐久性を評価するため、塩水噴霧試験・水中浸漬試験・湿熱循環試験などを行い、ビスの腐食抵抗性・性能劣化を検証する一連の品質評価試験概念である。具体的な試験項目として、第一に「塩水噴霧試験(JIS Z 2371準拠、5%塩水を連続噴霧して数百時間から千時間以上の耐塩腐食性を確認)」、第二に「水中浸漬試験(蒸留水・人工海水中に長期浸漬し、表面腐食・電気化学的腐食を評価)」、第三に「湿熱循環試験(高温多湿環境と低温乾燥環境のサイクル試験、結露・温度差による劣化を評価)」、第四に「水素脆性試験(特に高強度鋼ビスの耐水素脆性、めっき後の応力腐食割れの確認)」、第五に「引き抜き耐力経時試験(耐久試験後の引き抜き耐力低下率の確認)」、第六に「表面処理皮膜の付着強度試験」などが実施される。これらの試験は、ウルトラビスを使用した機械固定式塩ビシート防水工法の設計耐用年数(15〜25年)を保証するための科学的根拠を提供し、第三者試験機関(建材試験センター・日本建築総合試験所・日本建築センターなど)による検証を経て、設計者・施工者・建主への信頼性確保に資する。表面処理仕様は、第一に「亜鉛めっき+クロメート処理」、第二に「ダクロ処理(亜鉛フレーク被覆)」、第三に「ジオメット処理」、第四に「ステンレス材(SUS304、SUS316)」など、塩害環境・耐久要求度に応じて選定される。海岸地帯・湾岸エリアの建物では、特に塩害腐食リスクが高いため、ステンレス製ビス・高耐久ダクロ処理ビスの選定が標準的となる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における湾岸タワーマンション・海辺ホテルの屋上防水改修では、ウルトラビスの耐久性能が長期耐久性確保の鍵となる。明誠フランチャイズの防水工事専門会社では、立地条件に応じた最適なビス仕様選定と施工品質管理により、長期保証付きの防水改修を実現している。JCSAでも防水・耐久性技術関連のセミナーを定期開催している。

