用語集

ウレア樹脂塗料

読み方
うれあじゅしとりょう

ウレア樹脂塗料(Urea Resin Coating、Polyurea Coating)とは、ウレア結合(−NH−CO−NH−)を主鎖に持つポリウレア樹脂を主成分とする超高耐久塗料・防水材料の総称を指し、イソシアネート(A成分)とアミン(B成分)の2液を専用混合機で衝突混合・吹付施工する独自施工方式により、わずか数秒〜数十秒で硬化し、極めて優れた機械的強度・耐薬品性・耐摩耗性・防水性能を発揮する、現代の特殊塗料分野におけるトップクラスの高機能塗料概念である。本塗料の特徴として、第一に「即時硬化性(吹付後数秒で歩行可能、数分で完全硬化)」、第二に「シームレス施工(つなぎ目のない連続防水層)」、第三に「3〜5mmの厚膜形成可能」、第四に「優れた引張強度(20〜30MPa)・引裂強度(80〜120N/mm)・伸び率(200〜400%)」、第五に「耐紫外線性(5年以上の長期暴露でも劣化最小)」、第六に「耐薬品性(強酸・強アルカリ・溶剤への耐性)」、第七に「耐摩耗性(重歩行・車両走行に耐える)」、第八に「無溶剤・無VOC(環境配慮型)」などが挙げられる。一方、デメリットとして、専用混合吹付機械(高圧プロポーショニングポンプ、加熱式吹付ガン)と熟練オペレーターが必要、施工単価が高い、下地処理品質に厳しい、施工後の補修が困難などがある。主要用途として、第一に「橋梁・トンネル・ダムの防食防水(インフラ長寿命化)」、第二に「化学プラント・タンク内面の耐薬品塗装」、第三に「軍事・防衛施設の防爆塗装」、第四に「自走式駐車場・空港床面の超耐久塗床」、第五に「水族館・水処理施設の防水」、第六に「ボート・船体・コンテナの塗装」、第七に「特殊用途の屋上防水」などである。代表的なメーカーは、KCCジャパン、ライノコーティングジャパン、SK化研、関西ペイント、富士川建材工業など。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においては、機械室・室外機置場の高耐久防水、駐車場床面の長期保証塗床、化学薬品取扱施設の特殊防水など、特に過酷環境でのポリウレア採用が増加しており、明誠フランチャイズの特殊塗装専門会社が対応する。JCSAでも先端塗料技術セミナーを定期開催している。

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