用語集

ウレタン塗膜防水

読み方
うれたんとまくぼうすい

ウレタン塗膜防水(Urethane Membrane Waterproofing、Polyurethane Coating Waterproofing)とは、液状のウレタン樹脂防水材を下地に塗布して防水層を形成する塗膜防水工法を指し、継ぎ目のないシームレスな仕上り・複雑形状への適応性・多様な下地への対応性を兼ね備えた、現代の住宅・マンション・ビル・施設のベランダ・屋上防水で広く採用される標準的な防水工法概念である。ウレタン塗膜防水の歴史は1960年代に遡り、当初は工場床・倉庫床の耐摩耗床塗装として開発されたが、その後改良が重ねられ、屋上・ベランダ・庇・庇部の防水工事の主流工法として定着した。製品の主な特徴として、第一に「液状ウレタン樹脂の塗布による継ぎ目のないシームレス施工」、第二に「複雑形状・出入隅・パイプ廻りなどの取合部の連続施工性」、第三に「ボトル・ロゴ等装飾意匠への対応」、第四に「多様な下地への対応性(コンクリート・モルタル・ALC・FRP・木造・鉄骨等)」、第五に「比較的低コスト(シート防水・アスファルト防水と比較)」、第六に「JIS A 6021(建築用塗膜防水材)規格対応」、第七に「設計耐用年数10〜15年(適切な維持管理で20年以上も可能)」などが挙げられる。工法分類として、第一に「X-1絶縁工法(通気緩衝シート+脱気筒)」、第二に「X-2密着工法(直接密着)」、第三に「重ね塗り工法(既存ウレタン防水の上)」、第四に「複合改修工法(既存シート防水の上)」、第五に「FRP混合工法・ハイブリッド工法」など多彩で、下地条件・耐用年数目標・コストに応じて選定される。代表的なメーカーは、田島ルーフィング、AGCポリマー建材(サラセーヌ)、ダイフレックス(DSPAウレタン)、東日本塗料、ロンシール工業、保土ヶ谷ケミカル、大関化学工業、東亜合成、SK化研、富士川建材工業など。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるベランダ・屋上・庇の防水改修において、ウレタン塗膜防水は最も標準的に採用される主力工法で、明誠フランチャイズの防水工事専門会社では多メーカー製品の認定施工資格を有し、調査診断結果に基づく最適提案を実現している。ロープアクセス工法と組み合わせた高層物件への対応も明誠の強みである。JCSAでも防水技術セミナーを定期開催している。

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