用語集
ウレタン防水材2液タイプ
ウレタン防水材2液タイプ(2-Component Urethane Waterproofing Material)とは、主剤(A液:イソシアネート系プレポリマー)と硬化剤(B液:ポリオール系またはアミン系)を施工現場で規定比率で混合し、化学反応により硬化させる本格的なウレタン塗膜防水材を指し、優れた物性・耐久性・JIS適合性を備える、現代のマンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における標準的なプロ用ウレタン防水材製品概念である。2液型の特徴として、第一に「優れた物性(破断強度・伸び率・引裂強度すべてが1液型を上回る)」、第二に「JIS A 6021高伸長形・高強度形対応」、第三に「厚塗り対応(一度に2mm以上塗布可能)」、第四に「広面積施工の効率性」、第五に「カラーバリエーション豊富(顔料調合の柔軟性)」、第六に「メーカー10年保証対応」、第七に「公共工事仕様・建築工事標準仕様書対応」などが挙げられる。混合方法は、第一に「手練り混合(小規模工事、少量混合に対応)」、第二に「電動撹拌機混合(中規模工事、品質確保)」、第三に「専用混合機混合(大規模工事、自動混合)」、第四に「インライン混合(吹付施工、瞬時混合)」など、施工規模に応じた方法が選定される。施工管理上の重要ポイントは、第一に「正確な混合比(規定比率からの逸脱は性能不良の原因)」、第二に「混合の均一性(部分的な未反応領域回避)」、第三に「可使時間(ポットライフ、混合後の施工可能時間)の厳守」、第四に「気温・湿度条件の管理」、第五に「規定膜厚の確保」、第六に「層間接着の確保(適切な硬化時間管理)」などである。代表的な2液型ウレタン防水材は、田島ルーフィング「TI-PMA」「TI-100」、AGCポリマー建材「サラセーヌAV」「サラセーヌP」、ダイフレックス「DSPAウレタンT」「DSPAウレタンマイティ」、東日本塗料「タフシール70」、ロンシール工業「ロンプルーフUF」、保土ヶ谷ケミカル「P-Sタイプ」など。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における屋上・ベランダ・庇・パラペット防水の主力材料として広く採用され、明誠フランチャイズの防水工事専門会社では、各メーカーの認定施工資格を有し、調査診断結果と物件特性に応じた最適製品選定を実現している。JCSAでも防水技術セミナーを定期開催している。

