用語集
ウレタン舗装
ウレタン舗装(Urethane Pavement、Urethane Athletic Surface)とは、ポリウレタン樹脂を主成分とする弾性舗装材を、陸上競技場のトラック・テニスコート・バスケットボールコート・遊具施設・公園歩道などのスポーツ施設・公共施設の床面・舗装面に施工する、現代のスポーツ施設・公共空間における代表的な弾性舗装工法概念である。ウレタン舗装の主な分類として、第一に「全天候型陸上競技場トラック(World Athletics認証、IAAF認証)」、第二に「テニスコート用ウレタン舗装」、第三に「バスケットボール・バレーボールコート用」、第四に「フィットネス・体育館用」、第五に「公園・遊具周辺の安全舗装」、第六に「子供用遊び場の衝撃吸収舗装」、第七に「動物園・乗馬施設の衝撃吸収床」などがある。物性的特徴として、第一に「適度な弾性・衝撃吸収性能(足腰の負担軽減・転倒時の安全確保)」、第二に「耐摩耗性(長期使用に耐える)」、第三に「耐紫外線性(屋外使用に対応)」、第四に「耐水性(雨天時の機能保持)」、第五に「カラーバリエーション豊富(意匠性)」、第六に「シームレス施工(つなぎ目のない一体施工)」、第七に「グリップ性能(スポーツ動作の安全性)」などが挙げられる。代表的な国際スポーツ舗装基準として、World Athletics(旧IAAF)認証は、世界陸上・オリンピック陸上競技場の必須認証で、競技性能・安全性・耐久性の厳格な基準を満たす施設のみが大会開催可能となる。代表的なウレタン舗装メーカーは、住友ゴム工業(ダンロップフィールド)、ニッタ株式会社(リファイン)、Mondoスポーツ(イタリア、世界最大手)、Tartan(米国、競技用トラック世界トップシェア)、株式会社シービーエル、日本フィルコン、長谷川体育施設など。日本国内では、新国立競技場・東京オリンピック関連競技場・各都市の陸上競技場・全国の学校体育施設などで広く採用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における直接関連は限定的だが、複合商業施設のスポーツ施設・テニスクラブ・フィットネス施設・公園・遊具設置場所のリニューアル工事で関連する場合がある。明誠フランチャイズの特殊舗装・スポーツ施設工事専門会社が対応し、JCSAでも特殊舗装関連のセミナーを開催している。

