用語集

英国インテリア

読み方
えいこくいんてりあ

英国インテリア(えいこくインテリア、British Interior、English Interior)とは、英国(イギリス、特にイングランド)の伝統的なインテリア・住宅デザインスタイルの総称を指し、17世紀から20世紀初頭にかけて発展した独特の様式と質感を持つ、現代の建築・インテリアデザイン分野における代表的なクラシカルテイスト概念である。英国インテリアの主要な様式として、第一に「ジョージアン様式(1714〜1830年)」(左右対称・古典主義・落ち着いた色調、堅実な邸宅様式)、第二に「ヴィクトリアン様式(1837〜1901年)」(豪華絢爛・装飾過剰・濃い色調、産業革命の繁栄を反映)、第三に「アーツ&クラフツ運動(1880年代〜)」(手仕事の復権・自然素材・モリスデザイン)、第四に「エドワーディアン様式(1901〜1910年)」(簡素化と上品さ)、第5に「アール・デコ(1925〜1940年)」(直線的・幾何学的)、第六に「コンテンポラリーブリティッシュ」(伝統と現代の融合)などが挙げられる。英国インテリアの特徴的要素として、第一に「ウィリアム・モリス(William Morris)のデザイン(草花文様・鳥モチーフ・テキスタイル)」、第二に「重厚な木製家具(マホガニー・オーク・ウォルナット)」、第三に「フローラル柄・チェック柄・ストライプ柄の壁紙・カーテン」、第四に「アンティーク調の真鍮金物・燭台・シャンデリア」、第5に「タイル(モリスタイル・パターンタイル)」、第六に「フェルト・ベルベット・タペストリーの重厚な素材」、第七に「暖炉(マントルピース)の存在感」、第八に「絵画・肖像画・狩猟用具などの装飾」などである。代表的な英国インテリアブランドは、Morris & Co.(モリス・アンド・コー、ウィリアム・モリス商会)、Sanderson(サンダーソン)、Liberty London(リバティ)、Cole & Son、Farrow & Ball、Colefax & Fowler、Robert Allen、Mulberry、Burberry Home、Smythson、Asprey、Twinings(ティールーム用品)など。日本ではモリスデザインの壁紙・テキスタイルが人気で、サンゲツ・リリカラ・東リなどがライセンス販売を展開している。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における専有部リフォーム・高級ホテル・サービスアパートメントの内装更新では、英国インテリアスタイルの導入が、高級感・差別化・国際感覚の演出として有効な提案となる。明誠フランチャイズの内装工事専門会社が対応し、JCSAでも内装関連セミナーを開催している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!