用語集
AI倫理
読み方
えーあいりんり
AI倫理(えーあいりんり)とは、AI Ethics(AI倫理)の意で、人工知能の開発・運用・利用において守るべき倫理原則・社会的責任・道徳的判断基準の体系を指し、AI技術の社会受容性・信頼性・公正性を確保するための極めて重要な現代AI分野の研究領域・実践課題である。AI倫理の主要原則は、第一に「公平性(バイアスの排除、差別の防止)」、第二に「透明性(判断根拠の説明可能性)」、第三に「説明責任(人間の最終責任)」、第四に「プライバシー保護(個人情報・センシティブデータの保護)」、第五に「安全性(誤判断・悪用の防止)」、第6に「人権尊重」、第七に「社会的便益の追求」、第八に「環境配慮」などである。国際的な枠組みとしては、OECD AI原則(2019)、EU AI法(2024)、UNESCO AI倫理勧告、IEEE Ethically Aligned Design、日本のAI事業者ガイドライン(経産省・総務省)、各社のAI倫理ガイドライン(Microsoft、Google、Anthropic、OpenAI等)などが整備されつつある。建設業・不動産業でも、AI査定・契約判断・人事評価・顧客対応などにおけるAI倫理確保が経営課題となっている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事を主力とする明誠においても、AI活用拡大に伴いAI倫理整備を推進し、フランチャイズ全体での適切なAI運用を支援。JCSAでもAI倫理・ガバナンス関連のオンラインセミナーを多数開催している。

